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当院の低用量ピルの診察は、お待たせせずすぐにご案内いたします。お急ぎの方はお気軽にお電話ください。
低用量ピル(OC)とは
低用量ピル(OC:oral contraceptives)は経口避妊薬とも呼ばれており、女性ホルモンが含まれています。
毎日一回服用することにより排卵を抑制し、子宮内膜の増殖も抑えます。
低用量ピルには、コンドームよりも高い避妊効果があり、正しく服用すれば、ほぼ100%確実に避妊できます。 最も確実で安全性の高い低用量ピルで、望まない妊娠から女性を守ることができます。
低用量ピルのメリット
- ・ 生理不順の改善
- ・ 生理痛の軽減(生理痛、出血量)
- ・ 生理周期の安定
- ・ 多毛症の改善
- ・ 肌荒れの改善
- ・ 子宮筋腫の予防
- ・ 子宮内膜症の進行抑制と軽快
- ・ 子宮体ガン、卵巣ガンの予防
- ・ 安全で確実な避妊
低用量ピルの服用方法
低用量ピルは、1日1回1錠を、毎日だいたい同じ時間に服用します。大切なことは飲み忘れないことです。あなたの生活習慣に合わせて、習慣化するようにしましょう。
(一例)
- ・ 朝起きてすぐに服用する
- ・ 就寝前に服用する
- ・ 食後に服用する
- ・ 服用する時間を決めて、アラームで知らせる など
飲み忘れてしまったら
1日だけ服用を忘れてしまったら、気付いた時にすぐ前日分を服用し、その日の分はいつも通りに服用します。
2日以上続けて服用を忘れてしまったら、そのシートの服用を止めて、次の月経から新しいシートで再び服用を始めます。
低用量ピルの避妊効果
低用量ピルは、
①月経初日から服用を始めるもの
②月経が始まった最初の日曜日から服用を始めるものの2種類があります。
①ではその日から避妊効果がありますが、②では1周期目に限って、服用し始めの最初の1週間は他の避妊法を併用する必要があります。低用量ピルを続けて服用している限り避妊効果は続きます。
低用量ピルの服用期間
低用量ピルは長期的に、たとえば20歳から40歳まで服用を続けることも可能で、避妊が必要であれば服用期間に制限はありません。服用している間は定期的に検診を受けることをお勧めいたします。
料 金
低用量ピル | マーベロン28 | 3,300円 |
トリキュラー28 | 3,300円 | |
ピル採血 | 4,400円 |
よくあるご質問
- 低用量ピル(OC)とは、何ですか?
- 低用量ピル(OC:oral contraceptives)は女性ホルモンが含まれている、経口避妊薬とも呼ばれるお薬です。毎日1回服用することで排卵を抑制し、子宮内膜の増殖も抑えます。
低用量ピルには、コンドームよりも高い避妊効果があり、正しく服用すれば、ほぼ100%確実に避妊できます。 - 低用量ピルは何歳から飲めますか?
- 特に病気がなく、医師が必要と判断すれば10代でも服用できます。思春期の月経困難症(PMS)をコントロールすることで、子宮内膜症を予防できるというデータもあります。40代以降も低用量ピルを服用することで、40代以降に起こりやすい更年期障害や骨粗鬆症、高脂血症などの予防に繋がります。
- 低用量ピルは保険が使えますか?
- 病気の治療に使用するものではありませんので、すべて自費となります。
- 内診や検査は必要ですか?
- 低用量ピルの処方に検査や内診は必要ありません。リスクがなければ診察だけで処方できます。
ただし、低用量ピルを服用される方には、安全な服用のために6ヶ月に1回血液検査を受けていただくことをお勧めしております。 - ピルで本当に避妊できますか?
- 正しく服用することで確実に避妊できます。
低用量ピルは3つの作用で妊娠を防ぎます。
①卵胞を成熟させるホルモンの分泌を抑えることで排卵が起こらない。
②子宮内膜の増殖を抑え、着床しづらくなる。
③子宮頚管の粘液を変化させ、精子が子宮へ入りにくくなる。 - ピルはいつから飲み始めればいいですか?
- 妊娠していなければいつからでも開始できます。
- ピルは長期間の見続けても大丈夫ですか?
- 血栓症などのリスクがなければ、服用期間に制限はありません。服用している間は定期的に検査や検診を受けることで、より安心してピルを服用することができます。
- 低用量ピルを飲んで、不妊症になりませんか?
- 低用量ピルは不妊症の原因にはなりません。妊娠を希望される時には、服用を中止すれば排卵は再開します。ピルを中止した直後の妊娠でも胎児に影響はありません。
ピルを飲むことで体内のホルモンが「妊娠している」状態と同様になります。卵巣は妊娠している状態では排卵しないという生まれつき人間に備わっている仕組みを上手く利用するのが、低用量ピルです。 - 21錠タイプと28錠タイプの違いは?
- 低用量ピルには、21錠タイプと28錠タイプがあります。身体に与える効果は同じですが、21錠タイプは、21錠すべてにホルモンが含まれていて、28錠タイプは、ホルモン剤21錠+偽薬7錠です。偽薬には、薬剤は含まれておらず、飲み忘れを防止するためのものです。
- いつから避妊できますか?
- 確実な避妊効果を期待できるのは、服用開始後8日目以降です。正しく服用していれば、2シート目以降は第1日目から避妊効果があります。